特定行為研修、受講しやすい内容に一部見直しへ – 厚労省、領域ごとの「パッケージ化」など提案(医療介護CBニュース)

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厚生労働省は、このほど開かれた医道審議会の保健師助産師看護師分科会「看護師特定行為・研修部会」の会合で、特定行為研修の内容の一部を見直すことを提案した。見直しは、在宅などの領域ごとに「パッケージ化」するなど、看護師が受講しやすい内容にするといったもので、12月ごろに開催予定の次回会合で具体策などを検討する。【松村秀士】

 看護師の特定行為研修については、団塊の世代が全員75歳以上となる2025年までに修了者数を10万人以上にする目標を、厚労省は掲げていた。しかし、現場の看護師がその研修を受けようとしても時間的な負担が大きかったり、学習内容が重複したりするなどの課題があった。

 そのため、同部会ではこれまで、「特定行為区分の中に慢性期医療としてまとめたようなものがあるとよい」「共通科目についてスリム化できる可能性もある」といった意見が出ていた。

 こうした指摘を踏まえ、厚労省は9月28日に開かれた同部会の会合で、研修内容の一部を見直すことを提案した。例えば、受講しやすくするため、在宅や慢性期、外科などの領域で実施頻度の高い特定行為を「パッケージ化」する方針を提示。また、共通科目や区分別科目の間で内容が重複する部分についても、学習時間数を減らすことも視野に入れて見直すことを提案した。

 さらに、21ある特定行為の区分のうち、特に在宅でのニーズがある「ろう孔管理関連」について、「胃ろうカテーテルの交換」と「膀胱ろうカテーテルの交換」の2つに分ける案も示した。

 厚労省によると、この案について委員から強い反対意見は出なかった。同部会では12月ごろに開催予定の次の会合から、研修内容の見直しの具体策を検討する。厚労省は19年4月以降に、関連省令の改正について各都道府県に通知する予定だ。

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