災害拠点病院で有効期限切れた医薬品を備蓄 – 東京都監査委員会が廃棄要求、誤使用の恐れも(医療介護CBニュース)

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出典元: 東京都監査委員会の報告書

災害拠点病院に指定されている東京都立駒込病院(文京区、815床)について、都監査委員会が災害時に使用する医薬品などを保管している倉庫の管理状況を調べたところ、医薬品など35品目の有効期限が切れ、新規補充を行っていなかったことが分かった。監査委員会は、誤って使用する恐れがあるとし、期限切れの医薬品などを廃棄するよう求めている。【新井哉】

 2018年の監査報告書によると、駒込病院の医薬品に関しては、鎮痙剤注射薬5箱と輸液2本の有効期限が切れていた。医療材料についても、メス12本と手術器具6組の有効期限が切れたまま1年以上保管されていた。

 このほか、多摩総合医療センター(府中市、789床)は診療材料など13品目、松沢病院(世田谷区、898床)は医薬品など10品目の有効期限が切れており、新規補充された同数の医薬品などと混在する形で保管されていた。

 備蓄している医薬品などの管理について、監査委員会は「災害時に誤って使用する恐れがあり、有効期限を過ぎている医薬品等を速やかに分別し廃棄する必要がある」としている。

■初診予約制導入も、予約センター電話番号を誤記

 松沢病院については、ホームページに掲載されている病院案内のパンフレットに誤記があったことも明らかになった。パンフレットには、▽精神科急性期医療▽精神科救急医療▽精神科身体合併症医療▽薬物・アルコール依存症医療―といった同病院の特色や診療内容などが記載されている。

 同病院は、精神科や神経内科などで初診予約制を導入しているが、予約センターの電話番号が誤っていた。監査委員会はホームページの内容の確認を行い、必要な修正を行うよう求めている。

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