次期報酬改定、医科と調剤の配分比率の堅持など要望 – 日薬、20年度予算・税制改正に向け(医療介護CBニュース)

[ 元の記事 ]
日本薬剤師会は、公平な診療報酬改定などを求める要望書を根本匠厚生労働相に宛てて提出した。2020年度改定でも技術料割合に基づく医科と調剤の配分比率「1:0.3」を堅持するよう求めている。【松村秀士】

 要望は、20年度予算・税制改正に向けたもので、▽公平な診療報酬・調剤報酬の改定▽かかりつけ薬剤師・薬局機能の充実・強化▽高齢者の薬物療法の安全対策とフレイル対策への支援▽地域包括ケアシステムでの薬局・薬剤師の活用▽医薬品産業の創薬・開発力の強化―の5項目が柱。

 具体的には、20年度改定で薬剤師や薬局が果たす「かかりつけ機能」を適切に評価するとともに、医科と調剤の現在の配分比率を堅持して、将来を見据えた公平な改定にするための必要な財源措置を求めている。

 また、薬局の「かかりつけ機能」を充実・強化するため、地域での薬局同士の連携強化、多職種の連携、地域住民に対する薬や健康相談への対応の推進、介護や認知症の初期症状の相談などについての予算措置の拡充も要望。薬による有害事象の回避や服薬アドヒアランスの改善など、高齢者の特性に配慮した薬物療法の適正化と安全対策の推進のための継続した予算措置も主張している。

 さらに、地域包括ケアで薬局・薬剤師がその職能をより発揮できるようにするため、薬剤師の地域偏在の是正や女性薬剤師の復職支援、薬局と病院の薬剤師の連絡協議会などの仕組みづくりに向けて、予算措置を引き続き講じるよう求めている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする