患者副作用報告の正式な受付、安全性情報で周知 – 厚労省、試行期間の報告は計717件(医療介護CBニュース)

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厚生労働省は、患者からの医薬品の副作用報告の受け付けを正式に開始したことを医薬品・医療機器等安全性情報で周知している。試行的な受け付けが始まった2012年3月から18年3月までの報告は計717件。同省は、副作用の発生傾向を把握するなど、収集した情報を医薬品の安全対策を進めるために利用するとしている。【松村秀士】

 この患者副作用報告は、医薬品の使用による副作用が疑われる症例に関する情報を、患者やその家族らから直接収集する仕組みで、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が12年3月から試行的に受け付けていた。試行の結果を踏まえて、18年3月から受け付けを正式に開始。集めた情報は、薬事・食品衛生審議会で共有されるほか、個人情報などを除いて該当する医薬品の製造元に提供されることもある。

 厚労省によると、試行期間に収集した計717件のうち、医療用医薬品を少なくとも1つ含むのは676件。薬効分類では、ワクチン類や精神神経用剤、催眠鎮静剤、抗不安剤、解熱鎮痛消炎剤などが多かった。ただ、添付文書の改訂など安全対策の措置が必要な症例はなかった。

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