月80時間超の時間外労働、医師が面接指導実施も – 厚労省が総合対策改正、ストレスチェック記載拡充(医療介護CBニュース)

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厚生労働省は、過重労働による健康障害防止の総合対策を改正し、都道府県労働局長に通知した。1カ月当たりの時間外・休日労働が80時間を超える労働者については、申し出があれば、医師による面接指導を実施することを明記。高ストレス者への面接指導などを実施していない事情を把握した場合も「実施するよう指導する」としている。【新井哉】

 今回の改正では、ストレスチェック制度に関する記載を拡充した。医師による高ストレス者に対する面接指導・事後措置に関する指導については、事業場の実態やニーズを踏まえる必要性を提示。具体的には、メンタルヘルス対策の全般的な取り組みについて、職場のメンタルヘルス対策を推進するために厚労省が定めた「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づき、対策の実施を助言・指導するよう求めている。

 「事業者が講ずべき措置」に関しては、「医師の働き方改革に関する検討会」の報告書で追加的健康確保措置の一環として取り上げられた衛生委員会の調査審議が盛り込まれた。事業者は、労働安全衛生法に基づき、同委員会を毎月1回以上開催することに加え、同委員会で長時間労働者に対する面接指導などを「調査審議する」としている。

 調査審議の対象となる長時間労働者に対する面接指導の事項として、▽裁量労働制の適用者や管理監督者などを含む全ての労働者の労働時間の状況の把握▽面接指導の実施方法・実施体制▽面接指導の申し出が適切に行われるための環境整備―などを挙げている。

 時間外・休日労働時間が1カ月当たり45時間を超える労働者で健康への配慮が必要と認めた人についても「面接指導等の措置を講ずることが望ましい」との見解を示している。

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