透析離脱問題、東京都が公立福生病院を指導 – 医師などに「適切な説明」の実施求める(医療介護CBニュース)

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東京都は9日、公立福生病院(福生市、316床)に関する指導事項を公表した。病院から提出された透析離脱患者などの診療記録を確認したところ、指摘事項があったという。都は医師などに対し「適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得る」ことを求めている。今後、都内の全病院に対してインフォームド・コンセントの適切な実施や正確な診療記録の作成などの徹底を周知するとしている。【新井哉】

 都によると、3月6日、同病院に対して医療法第25条第1項に基づく立入検査を実施し、透析離脱患者(4人)と透析非導入患者(20人)の診療記録などを確認した。

 法令に関する不備については、患者の意思を確認する書類が保存されていないものがあったほか、診療記録に関しても「医師からの代替治療法の説明を行ったことや患者の心身の状況に応じ適切に説明を行った記録を確認できないものがあった」と説明している。

 また、「診療記録において、患者の意思の変化に対応できる旨の確認を行った記録を確認できないものがあった」などと指摘。終末期の医療やケアの方針を決める際は、患者本人と医療・ケアチームとの合意形成に向け、十分な話し合いを踏まえて意思を決定することを基本とする「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に沿って適切に対応するよう求めている。

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