日医・横倉会長、予防に「安定的な財源確保を」 – 未来投資会議の議論受け(医療介護CBニュース)

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出典元: 会見に臨む横倉会長(27日、日医会館)

日本医師会(日医)の横倉義武会長は27日の定例記者会見で、未来投資会議による予防領域への財政支援の強化についての議論を受け、社会保障費とは別財源で安定的な予算確保を求める姿勢を示した。疾病・重症化予防領域に対するかかりつけ医の関わりを全国で推進していく。【吉木ちひろ】

 20日に開催された政府の未来投資会議では、「全世代型社会保障における疾病・介護の予防・健康インセンティブ」について議論された。会議では、予防・健康づくりに政策として取り組む意義として、個人のQOL(生活の質)の向上や社会保障制度の持続につながる可能性などが共有されている。

 2020年度の予算編成に向けて、予防・健康づくり領域に対する投資としてどれだけの財政支援を行うか関係省庁が調整を行うに当たり、横倉会長は、「日本医師会としても健康寿命延伸に向けて財源が確保されるよう要望する」と述べた。具体的には、市町村・保険者による予防事業の予算の確保などを想定しているという。

 日医の予防領域への取り組みとして横倉会長は、日医と埼玉県医師会、埼玉県が18年に締結した「かかりつけ医の糖尿病診療の推進と重症化予防に向けた連携協定」のような取り組みや、一部の県の行政、医療関係者、保険者、商工会議所などが組織している地域版の「日本健康会議」の全国的な展開などを働き掛けていくと述べた。

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