AI技術の活用、「推進する環境を整備」 – 厚労省、2019年度の厚科研事業パブコメ募集(医療介護CBニュース)

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出典元: 2019年度の厚生労働科学研究事業の概要

厚生労働省は、2019年度の厚生労働科学研究事業に関するパブリックコメントを募集している。行政政策、疾病・障害対策、健康安全確保の3分野の概要を提示。19年度のAI実装・ICT基盤整備事業については、「健康医療分野におけるAI技術の活用を推進する環境を整備し、患者・国民の個々の性質に応じた適切かつ迅速な医療の実現を目標とする」としている。募集期間は10月5日まで。【新井哉】

 AIとICTの研究を巡っては、カルテに入力する際、標準化言語に自動変換する技術研究などが行われている。19年度の研究事業では、▽ICT基盤整備とAIによる医療の質の均てん化▽AIの保健医療分野への応用・実装▽医療データの横断的分析による医療の質向上―などに役立つ基盤を創出する狙いがある。

 厚労省は、研究の成果を政策に活用する方向性を示している。介護施設に入居する高齢者に関する研究について、ビッグデータの解析技術を基盤としたAI技術による疾病の早期発見、重症化予防のエビデンスの創出につなげたい考えだ。
 また、手術支援システムの基盤となる技術の確立に加え、「精神科領域におけるAI解析の有用性に関するエビデンスの創出が期待される」としている。

 認知症の研究については、若年性認知症の有病者数や実態の調査を行っていることを説明。20年度に改定予定の認知症施策総合推進戦略(オレンジプラン)に反映させるため、若年性認知症に関する調査・研究を「優先的に推進する必要がある」との見解を示している。

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