サ高住で住民と「町トレ」 介護予防や友達づくりの拠点に(町田市)(福祉新聞)

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出典元: 30分みっちりやると汗も出る

生活クラブ生活協同組合・東京が運営するサービス付き高齢者向け住宅「センテナル町田」(東京都町田市)では毎週土曜日、利用者が近隣住民と共に、筋トレやストレッチを組み合わせた「町トレ」に取り組んでいる。住民主体の運営が特徴で、同組合は新たなコミュニティーづくりも目指している。

 6月の土曜日、午前9時半を過ぎると、センテナル町田のイベントスペースに地域住民が続々と集まってきた。当番だという女性らは入り口で出欠を確認。「今日初めてなんですが」と話す女性には、「どうぞどうぞ」と笑顔で応じていた。

 10時過ぎ、スクリーンにトレーナーの姿が映し出された。この日の参加者は約20人。掛け声に合わせ体の調子を確認するようにゆっくり肩を回し始めた。

 町トレは、町田市が地域で介護予防に取り組んでもらおうと、2017年から本格的に開始した。30分にわたる動的・静的なストレッチや筋トレで構成。立位と座位のバージョンがある。

 プログラム後は全員で会場を片づけた。参加者自身が準備から片づけまでするのも町トレの特徴だ。

 近所に住む80代の参加者は「家だとぼーっと過ごすだけなので、毎週来ています。最初は知り合いもいませんでしたが、今では仲の良い友達ができました」と語った。この後も何人かでお茶を飲む予定だという。

 町田市の高齢者福祉課は「町トレには新たなコミュニティーづくりという面もある。アンケートでも参加者の評判は良い」と話す。自治会や老人クラブ単位で行うケースもあり、約90グループが実施。25年度までには195グループまで増やしたいという。

 17年12月に開所したセンテナル町田は、今年3月から町トレを開始。今後は映画上映会や認知症模擬体験などの催しを開くなどして、町内のネットワークをつくる考えだ。また、併設のカフェや地域子育て支援拠点との連携も目指す。中村篤司・同組合たすけあいネットワーク事業部事業開発課長は「生協として、町トレを核に福祉コミュニティーの拠点がつくれれば。多世代がゆるやかにつながる居場所を目指したい」と話している。

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